【体験談】図書館司書のリアルな仕事内容とは?学校図書館から大学図書館へ転職した女性の体験談!

図書館司書として働きたいと思っても、「実際の仕事内容」や「リアルな就職事情」が見えにくいことってありますよね。
今回は、大学で図書館司書資格を取得したのち、小学校・中学校の学校司書として奮闘し、現在は大学図書館に勤務しているBさん(30代女性)にインタビューしました。
現場での試行錯誤、子どもたちとのあたたかな交流、そして司書として働く喜びとは?
図書館司書を目指す方、興味のある方にとって、実際の働き方やキャリアパスの参考になる貴重な体験談をお届けします。
図書館司書を目指したきっかけ

まず、図書館司書を目指したきっかけを教えてください。
大学を選ぶときから、図書館司書の資格が取れることを最優先で考えていました。そのくらい、司書という職業に魅力を感じていたんです。無事、卒業と同時に資格は取得できましたが、現実は新卒で司書の職に就くのは難しかったですね。
最初の職場は学校図書館!



最初のお仕事は、どういった経緯で?
知人のつてで、小学校と中学校の学校図書館司書として勤務できることになったんです。ただ、配属された学校では、司書が入るのが初めてのことで。私自身も司書として働くのは初めてだったので、右も左もわからない、まさに手探り状態でのスタートでした。



そんな中で、どうやって職務をこなしていったのでしょう?
研修で他の司書さんの話を聞いたり、自分なりに勉強したりして、少しずつ「自分にできること」を増やしていきました。同時に、学校の先生方や子どもたちに、“司書ってこういう存在なんだ”と知ってもらうことも大切だと思ったんです。



具体的にはどんなことをされましたか?
たとえば、国語の授業の単元と関連づけて本を紹介したり、運動会や卒業式などの行事に合わせた図書館イベントの開催、毎月のおすすめ本コーナーを工夫して飾るなど行いましたね。「本や図書館って、こんなに楽しいんだよ」というメッセージを届けたくて、日々模索していました。
司書の職場事情



学校司書は基本的に“ひとり職場”だと聞きます。
そうですね。司書は学校内で私一人だったので、孤独感を感じることも少なくありませんでした。でも、そんな中でも、「この仕事をやっていてよかった」と思える瞬間があるんです。



印象的なエピソードがあれば教えてください。
ある日、本を返しに来た新1年生の子が、「先生に教えてもらった本、すっごく面白かったよ!」って言ってくれたんです。キラキラした目でうれしそうに話してくれたその顔は、今でも忘れられません。
学校図書館から大学図書館へ転職



現在は、大学図書館で働かれているんですね。
はい。今は、相手が子どもたちから大学生へと変わりました。でも、「誰かと本をつなぐ」という根本的な役割はまったく変わっていません。
これからも、誰かにとっての“出会えてよかった一冊”が見つかるようにと願いながら、ずっとこの仕事を続けていきたいと思っています。
インタビューを通じて見えてきたのは、図書館司書という仕事が、「ただ本を管理する人」ではなく、“誰かの心と本をつなぐ橋渡し役”であるということ。
ときには孤独も感じながら、でも、本を通して人の心を動かせる仕事。
図書館司書という仕事には、そんな静かだけれど確かなやりがいが詰まっています。
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