今回は、大学で図書館司書資格を取得したものの、別の道を選んだ20代女性のAさん(仮名)にインタビューを行いました!
コロナ禍での経験や、司書資格が意外な形で役立っているエピソードについて伺っていきます!
「大学4年間で図書館司書資格を取得しました」

まずは、図書館司書資格を取ろうと思ったきっかけを教えてください。



単純に本が好きだったんです。それで、大学で司書資格が取れると知って、興味を持ちました。特に『絶対に司書になりたい!』という強い意志があったわけではなく、学びとして面白そうだなと思って履修しました。



なるほど。では、司書資格の取得までの流れを教えてください。



大学の授業の一環で、4年間かけて取得しました。ただ、ゆっくり進めていたので、3年生になってから実習の授業が始まる予定だったんですが……ちょうどそのタイミングでコロナ禍に入ってしまったんです。



それは大変でしたね。コロナの影響はどのように受けましたか?



実習がほとんどできませんでした。本来なら図書館で実務経験を積めるはずが、フルオンライン授業になり、図書館に行く機会がほぼなかったんです。例年なら国立国会図書館の見学もあったらしいのですが、それも中止になってしまいました。すごく残念でしたね。
「実習はできなかったけれど、意外なスキルが身についた」



実習ができなかったとなると、学びの面でも苦労があったのでは?



そうですね。ただ、その代わり、国立国会図書館のオンラインサービスの使い方を徹底的に学びました。オンラインでの資料検索や、NDLサーチの使い方など、実際に図書館に行かなくてもできることを深く学ぶ機会になったのは良かったです。



今は司書の仕事をされていないとのことですが、そのスキルは役立っていますか?



めちゃくちゃ役立っています(笑)。今は図書館とは全く関係のない仕事をしていますが、NDLサーチやネット上のコレクションを使って法律関係の資料を探すことが多いんです。司書資格を取っていなかったら、こういう情報収集スキルは身についていなかったかもしれません。
「図書館司書としては働かないけれど、資格は無駄じゃなかった」



司書資格を取得されましたが、図書館で働く道は選ばなかったんですね。



はい。実習経験がないこともありましたし、そもそも『本が好き』という理由だけで資格を取ったので、就職のことまで深く考えていませんでした。実際に司書として働くには、求人が少なく、安定して働くのが難しいとも聞きます。



では、今後司書として働く可能性は?



おそらくないと思います。でも、図書館に対する愛着はすごく湧きましたね。資格を取ったことで、単なる利用者ではなく『詳しいユーザー』になれた感覚があります。だから、これからも図書館は積極的に活用していこうと思っています。



図書館司書の資格は、たとえ司書にならなくても活かせる場面があるんですね。本日は貴重なお話、ありがとうございました!
司書資格は「働く」以外にも活かせる!
Aさんのお話から、図書館司書資格は就職以外の場面でも役立つことがよくわかりました。
特にオンラインでの情報収集スキルは、どんな職業でも強みになるかもしれませんね。
「図書館司書資格を取ろうか迷っている」という方は、資格の活かし方は1つではないという視点を持って検討してみるのは如何でしょうか?
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