「安定した公務員として、図書館司書になりたい!」
そう考えている人は多いです。
が、実際のところ、公務員の司書職って狭き門なんですよね。
どうやったら公務員で司書になれるのか?
気になりますよね。
そこで本記事では、図書館司書として公務員になる方法や難易度、正規・非正規の違い、そしてリアルな働き方について詳しく解説していきます。
公務員の図書館司書になる3つのルート
図書館司書として公務員になるには、以下の3つの方法があります。
① 一般事務の公務員試験に合格し、異動で図書館に配属される
公務員試験で一般行政職(事務職)として採用され、その後の異動で図書館に配属されるケースです。
公務員は、ジョブ・ローテーションが基本です。
大体3〜5年で必ず異動があります。
司書資格がなくても働けますが、もちろん図書館に配属される保証はありません。
が、公務員としての安定を確保しつつ、チャンスを狙う という意味では、現実的な方法でしょうね。
メリット:
✅ 司書枠よりも採用人数が多いので比較的合格しやすい
✅ もし図書館に行けなくても、公務員として安定した収入が得られる
デメリット:
❌ 図書館配属になるかは運次第
「絶対に図書館で働きたい!」という人には正直向いていません。
とはいえ、安定感を重視して、「公務員になりつつ、チャンスがあれば…」という人にはおすすめのルートと言えるでしょう。
② 司書職の公務員試験に合格する(狭き門)
「司書職」としての採用試験を突破し、公務員司書として働く方法です。
とはいえ、このルートはかなり狭き門ですね。
というのも、司書職は採用出来る人数が限られていますが、それに対して希望者がめちゃくちゃ多いんですよ。
当然、自治体や年度にも寄りますが、高いところでは倍率30~60倍なんてざらにあります。
場合によっては100倍超えもあるという超難関!
司書の募集自体が少なく、「1~2名の枠に数十人が応募する」というのが普通なんです。
司書は、毎年一斉に一定数の募集がかかるタイプの職種ではありません。
どちらかと言うと、不定期に数名もしくは欠員が出た分を補充をするという採用方法が多いのです。
そのため、求人情報をこまめにチェックすることも大切ですね。
それでも「図書館で働く」という夢を叶えたい人は、この試験に挑戦する価値はあります!
また、ほぼ必須となっているのが「司書」の国家資格です。
司書資格を取るには、
☑️大学や短大で司書養成科目の単位を修得して卒業する
☑️大学や短大、高専を卒業している人なら(62単位以上修得していれば大学中退でも可)、司書講習を受講する
☑️通信制大学で司書資格を取得する
と、いった方法があります。
司書の採用試験の内容は?
一般的には、
• 教養試験(一般の公務員試験と同じ)
• 司書専門試験(図書館学、分類法、レファレンスサービスなど)
• 面接
と、いったイメージですね。
メリット:
✅ 採用されれば確実に図書館で働ける
✅ 司書資格を活かせる仕事ができる
デメリット:
❌ 採用枠が極端に少なく、倍率が高すぎる
③ 会計年度任用職員(非正規)として働く
一番簡単に実現できるのは、この「会計年度任用職員(非正規司書)」として働くルートです。
会計年度任用職員とは、地方公務員法の改正により2020年度から制度化された、非常勤の地方公務員のことです。
従来の非常勤職員や臨時職員、パート職員が会計年度任用職員に移行されました。
会計年度任用職員は、毎年募集があり、比較的採用されやすいのが特徴です。
ただし、1年契約でボーナスなし・昇給なし という不安定な働き方になりがちなんですよ。
「図書館で働く経験を積みたい」という人には向いていますが、長期的なキャリアを考えるなら正規職員への道を目指す ことが重要です。
メリット:
✅ 公務員司書の仕事を経験できる
✅ 募集が多く、比較的採用されやすい
デメリット:
❌ 収入が低く、生活が厳しい
❌ いつ雇い止めになるかわからない
正規の図書館司書を本気で目指すか考えるため、「まずは図書館で経験を積みたい!」という人にもおすすめのルートですね。
公務員司書の給料・待遇は?
図書館司書の給料は安いとよく聞きますよね。
となると、
「公務員の司書って給料は実際どうなの?」というのも気になるポイントです。
図書館司書は、正規・非正規で待遇が大きく異なります。
正規職員の給料(地方公務員)
✅ 初任給:月20~25万円(自治体による)
✅ ボーナス:年2回(4~6ヶ月分)
✅ 昇給あり、退職金あり
✅ 福利厚生が手厚い
事務職と同じ扱いなので、安定した収入が期待できます。
十分生活していけるレベルですね。
非正規(会計年度任用職員)の給料
❌ 時給制が多く、月収は12~16万円程度
❌ ボーナスなし or かなり少額
❌ 昇給なし、契約更新次第で不安定
正規職員との待遇差はかなり大きいので、長く働くなら正規職員や転職を目指すのがベストです。
図書館司書のリアルな働き方
「図書館司書=本に囲まれてのんびり仕事」というイメージがあるかもしれませんが、実際はかなりハードです。
✅ 利用者対応が大変
高齢者のクレーム、学生の質問対応、子どもの対応など、様々な顧客層を相手にしなければなりません。
✅ イベントの企画・運営も担当
読み聞かせ、講演会などイベントの企画から運営まで行います。
✅ 休日出勤がある
土日開館の図書館も多いので、土日出勤は避けられませんね。
✅ 本の管理だけでなく、事務作業も多い
予算管理、発注など事務作業も多いのが司書です。
図書館司書は幅広い対応が求められるので、柔軟性のある方が向いていますね。
公務員司書を目指すために、まずやるべきこと!
「公務員司書になりたい!」と思ったら、まずは以下の準備を始めましょう。
✅ 司書資格の取得
公務員司書を目指すなら、まずは司書資格がなければ始まりません。
通信でも取得は可能ですので、まずは司書資格を取ってスタートラインに立つことが重要です。
✅ 公務員試験の勉強を始める
一般教養+司書専門知識を身につけ、希望の自治体へ公務員試験を突破する準備をしましょう。
✅ 非正規から経験を積むのもアリ
実務経験があると有利なので、非正規から経験してみるのもありです。
特に倍率の高い試験では、「どれだけ本気で準備できるか」がカギになりますね。
公務員の司書になるためのポイントまとめ!
「公務員の図書館司書」は狭き門ですが、本気で目指せば夢を叶えるチャンスは十分にあります!
✅ 異動狙いの一般事務採用
安定した収入を重視した人向けの方法
✅ 司書職の公務員試験合格
本気で図書館で働きたい人向けの方法
✅ 非正規から経験を積む
まずは図書館で働いてみたい人向けの方法
自分に合ったルートを選び、早めに準備を始めましょう!
「図書館で働きたい!」という夢を叶えるには行動あるのみです!
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