図書館司書教諭の資格って、取っておくと役立つ?
子育てしながらでも、再就職できる仕事がしたい
そんな方に向けて、実際に大学で「図書館司書教諭」の資格を取得し、現在は在宅フリーライターとして働くYさん(30代女性)に、取得のきっかけや学習の苦労、資格が活きたシーンをインタビューしました。
図書館司書教諭の資格は、再就職を見据えた選択

資格取得の背景にはどんな思いがあったのですか?



私は大学で、幼稚園教諭一種免許状と図書館司書教諭の資格を取りました。なぜなら、どちらも妊娠・出産・子育てで一度離職しても、再就職しやすい仕事だと考えたからです。また、図書館司書や教諭の仕事は「若さ」よりも「経験や知識」が重視される職業。年齢を重ねても働きやすい職種だと思い、学生時代に資格取得を決めました。
図書館司書教諭の勉強で大変だったこと



資格取得に向けた勉強で苦労したことは?



一番大変だったのは、毎週の小テストです。採点が厳しい先生で、ほかの授業よりも真剣に勉強しなければなりませんでした。特に図書分類に関する内容は、分類項目を丸暗記し、漢字も正確に書けるようにしなければならず…。何度もノートに書いて覚える日々でしたね。
司書資格が私生活でも役に立った時



取得した資格が役立った場面はありますか?



はい。大学時代、図書館でのレポート資料探しがとてもスムーズでしたし、育児中にも役立ちました。子どもが「この本が読みたい」と言ったとき、図書分類が頭に入っていたおかげで、図書館で一瞬で本を探すことができました。
図書館司書として働くチャンスもあったけど…



図書館で働く機会もあったんですね?



はい。結婚後、自宅近くのモールに図書館が入っていて、図書館スタッフの求人が出ていたことがありました。ちょうど働こうかなと迷ったんですが、子どもが小学校低学年で、夜9時半までのシフトに対応できず断念しました。そのとき初めて、「図書館司書の派遣会社」があることを知って、今後の参考になりました。
現在の働き方と図書館司書資格の可能性



今はどんな仕事をされていますか?



現在は、在宅でフリーライターをしています。今は直接資格を活かしていませんが、図書館司書として働いている方の中には年配の方も多い印象です。だから、今後ライフステージが変わっても、図書館司書教諭の資格があることで、職に困るリスクを減らせると思うと安心ですね。
図書館司書教諭の資格は将来の保険になる
Yさんの体験から分かるように、「図書館司書教諭の資格」は、子育て後の再就職にも活かせるキャリアの保険になります。
• 学生のうちに資格を取得しておくと将来安心
• 図書分類の知識は日常でも役立つ
• 派遣登録などで地元で働くチャンスもある
• 年齢を問わず働ける職種のため、長く使える
「今すぐ使わなくても、持っていて損のない資格」それが図書館司書教諭。
あなたも将来の選択肢を広げるために、資格取得を考えてみませんか?
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